自宅にルーバーを取り入れるべき9つの理由
はるか昔から、建築の一要素として存在してきたルーバー。そんなルーバーにモダンなテイストを取り入れた住宅をご紹介します。
ルーバーとは、細長い板を間隔をあけて並べ平行に組んだものです。住宅や建築では、窓によく使用されるイメージのルーバーですが、窓にだけではなくファサードに取り入れる要素として、さらには空間を定義づけるものとして、一目おかれるべき存在です。この記事では、明るさを調節するだけでなく、美的な刺激としても機能するルーバーを居住空間に取り入れるための新しいアプローチをご紹介します。
2. ファサードとして
Architecture Paradigmによる非常に斬新なデザインでは、横軸に沿って回転するクレイタイルをファサードに使用しています。タイルを使用したユニークな方法を使ったルーバーは一日中、風とともに絶えず変化するダイナミックなファサードを演出します。
Architecture Paradigmによる非常に斬新なデザインでは、横軸に沿って回転するクレイタイルをファサードに使用しています。タイルを使用したユニークな方法を使ったルーバーは一日中、風とともに絶えず変化するダイナミックなファサードを演出します。
コンテンポラリーな住宅においては、特にアルミニウム、金属、木材、ガラス、ビニールなどの材質のルーバーがよく使用されます。
3. 窓として
スペースにゆとりがあるのなら、ちょっとした実験をしてみてはいかがでしょう。ここではチェスターウッドのルーバーを壁の上部の採光窓として使用しており、未塗装のレンガやコンクリート壁ともよくなじんでいます。
スペースにゆとりがあるのなら、ちょっとした実験をしてみてはいかがでしょう。ここではチェスターウッドのルーバーを壁の上部の採光窓として使用しており、未塗装のレンガやコンクリート壁ともよくなじんでいます。
ガラス製ルーバーは、古めかしいもののように見えてしまうリスクがありますが、コンテンポラリーなデザインと組み合わせればそれを回避できます。室内に空気を取り入れるガラス製ルーバーが付いたこの崇高な壁龕をつくってみましょう。ベニヤとの相性も抜群です。
4. 室内で使用する
住宅内でのルーバーの用途を甘く見てはいけません。開放感を維持しながら空間を仕切る最高の手段になります。SAK designs設計によるこの住宅では、室内のルーバーによってエリアの視覚的つながりを実現しています。
住宅内でのルーバーの用途を甘く見てはいけません。開放感を維持しながら空間を仕切る最高の手段になります。SAK designs設計によるこの住宅では、室内のルーバーによってエリアの視覚的つながりを実現しています。
この写真の水平な木製ルーバーまたは回転窓は、必要に応じて住宅内のスペースを開閉するすばらしい手段となっています。
5. ドアに取り付ける
収納スペースの扉をルーバーにすると、風通しよく、中にあるものを保管できます。ホテルでは浴室の間仕切りにもルーバーが使用されているのに気づいたことはありますか?
収納スペースの扉をルーバーにすると、風通しよく、中にあるものを保管できます。ホテルでは浴室の間仕切りにもルーバーが使用されているのに気づいたことはありますか?
6. 部分的に隠す
オープンまたはクローズドのルーバーを設置することによって、自然とつながる屋外空間にアクセントをつけましょう。ルーバーは風雨からの保護やプライバシーの確保にもってこいです。部分的な目隠しだけであれば、屋外の景色を眺められるとともに、必要に応じて、強い日差しから私たちを守ってくれます。
オープンまたはクローズドのルーバーを設置することによって、自然とつながる屋外空間にアクセントをつけましょう。ルーバーは風雨からの保護やプライバシーの確保にもってこいです。部分的な目隠しだけであれば、屋外の景色を眺められるとともに、必要に応じて、強い日差しから私たちを守ってくれます。
部分的に隠されたファサードでは、木製ルーバーが通常の水平方向でなく垂直方向に置かれています。2つのフロアの間の独立したフレームに取り付けてあり、1階では日よけとして、2階では手すりとしての機能を同時に果たします。
7. 屋根として
ファサードに使用した同様のルーバーは中庭の目隠しとして縦軸に沿って回転させることで、そのほかの役割も果たします。この住宅では、日よけとして、プライバシーを保つものとして、さらに雨よけとして機能しています。この空間を太陽の光が角度を変えて差し込むさまは、どれほど美しいことでしょう。
ヒント:このようなイノベーションは、すりガラス、木材、割竹などの素材を使用することで、より小さなスケールで取り入れることも可能です。
ファサードに使用した同様のルーバーは中庭の目隠しとして縦軸に沿って回転させることで、そのほかの役割も果たします。この住宅では、日よけとして、プライバシーを保つものとして、さらに雨よけとして機能しています。この空間を太陽の光が角度を変えて差し込むさまは、どれほど美しいことでしょう。
ヒント:このようなイノベーションは、すりガラス、木材、割竹などの素材を使用することで、より小さなスケールで取り入れることも可能です。
このようなルーバーの開放時には、光を取りこみ、太陽の動きによって面白い影をつくり出します。これはUmbrisによるパティオ用の自動化された屋根として、機能と美しさを見事に兼ね備えたソリューションとなっています
8. 壁として
壁をルーバーに置き換えましょう!回転フレームが付いた木製ルーバードアを使い、そこに生まれる魔法を目撃してください。こうすることで、あなたの空間に適したたっぷりの昼光と心地よいそよ風を取り入れることができるでしょう。
壁をルーバーに置き換えましょう!回転フレームが付いた木製ルーバードアを使い、そこに生まれる魔法を目撃してください。こうすることで、あなたの空間に適したたっぷりの昼光と心地よいそよ風を取り入れることができるでしょう。
Abin Design Studioの「プールハウス」に取り入れられたルーバーは、暑い日の空気をクロスフローさせるためのナビゲーターとして、一年を通して心地よい南国リゾート感を保っています。
ルーバーを室内空間の流れを決めるものとして使用することを検討してみましょう。壁や間仕切りをつくる代わりに、ルーバーを光のスクリーンとして機能させることもできます。
SPASMによるこの住宅では、独立型のルーバーが玄関ポーチを特徴づけているだけでなく、住宅とオープンな中庭の間に半開放スペースを生み出してもいます。